国民健康を願う国と成人病対策で健康診断項目を選ぶ

成人病という枠組みで多くの人に重篤な疾患がよく知られるようになりました。癌や脳卒中、心筋梗塞といったものはその代表的なものであり、死に至るリスクの高い疾患として恐れられるようになっています。国民健康を考える上で、高いリスクがある疾患であるということを認識して欲しいという意図もあって成人病と名付けられていますが、その結果として成人になると誰もがハイリスクで患ってしまうという誤解を受けている面もあります。しかし、適切な予防策を行っていけば高い確率で防ぐことができるのが成人病であり、その生活習慣を見直して欲しいというのが原点となっている考え方であることは留意することが必要です。成人病の対策を立てていく上で欠かせないのが、個人が自分の健康状態について知るということであり、人間ドッグなどの健康診断を受けるというのは重要な考え方です。その選び方も大切であり、基本的な測定項目に加えて、がん検診などの成人病の検出を目的とした項目も受けていくことが大切になります。選び方は個人の生活習慣や遺伝的要因によってもよく考えなければならない点であり、国民健康保険の適用の有無も考慮する必要があるでしょう。選び方によって費用が大きく変わるのも事実であり、定期的に健康診断を受けていくには費用対効果も考えなければなりません。国民健康を推進する国や公共団体としては積極的により多くの項目の検査を行うことで成人病対策を指定って欲しいというのが事実ですが、その選び方には個人の自由があります。血圧などの基本的な項目以外の部分については費用対効果をよく考えて毎回何の検査を受けるのかということを熟慮することが大切となるでしょう。

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